こんにちは、まあこです。

今回は、会社員のうつ病についてお伝えします。

15人に1人が、うつ病にかかると言われる現在、日本の職場に、うつ病で休職中の人達は、どれくらいいるのでしょう?

 
公務員の統計では、国家公務員の1%強、地方公務員の1%弱が、主にうつが原因のメンタル休職者だそうです。

そのため、民間企業でも、うつ病休職者が、公務員並みの1%くらいに抑えられていれば、その企業の人事部は優秀だと見なされるとの事。
 
ただ、うつ病は目には見えない病気です。

うつ病を発症した人は、ある時点まで病気を隠す傾向があると言われています。

職場で、従業員が、うつ病について公然と話せない雰囲気があると、うつ病を隠す傾向は強まります。

そのため、公開されている人数はごく一部であって、実際の患者数は1%にとどまらず、もっと多いのでは?と想像する事ができます。
 
さらに厄介なのは、うつは再発しやすい病気だという点です。

1度うつ病を発症すると、治っても6割が再びうつになると言われています。

2度うつ病になれば再発率は7割、3度なら9割と、再発率は高くなるのだそうです。

 
日本の職場では、うつ病への理解や対応が進んできたと書かれていますが、本当にそうなのでしょうか?

 
実は、私の夫も、うつ病患者です。

過労が続いた40代前半に2回発症していますし、現在、3回目を発症し、今も休職せずに働いています。


1回目と2回の闘病は、治るまでに約1年かかりました。

3回目の今回は、発症から1年4ヶ月経過した今も治っていません。

今回の発症は、50歳を過ぎて体力も低下しているせいか、なかなか改善されません。
 
私はうつ病を患ったことが無いため、夫も苦しさがどれほどのものなのかが、未だににわかっていません。

夫が初めて発症した時は、知り合いが勧めるクリニックを夫に紹介して、二人で病院に行きました。

カウンセリングを受けた後、一緒に診察室まで入り、どんな診察をするのかを、そばで確認しました。
 
カウンセリングを担当したのは、医師ではなく看護師でしたが、1時間程度、じっくりと時間をかけて非常に丁寧に聞き取りしてくださいました。

それに比べて医師の診察は、10分以内で終了でした。

患者の身体を触診しませんし、診断マニュアル化された流れに沿って、診断書を書いているだけです。

そこで感じたのは、「これでは、うつ病ではない人も簡単にうつ病診断してもらえるという医療ビジネスに過ぎない」という不安です。

精神科では、詳しい検査不要で、うつ病ではない人も、診断書が書いてもらえる現実があるのです。
 
実際、夫の会社には、休職の申し出を更新する時だけ出勤していて、実際には10年以上も働いていない人がいます。

夫が元気で働いていた頃には、考えもしませんでしたが、もし、職場の1%にあたる人数がうつ病で休職中であれば、こういう事は、いつまで通用するのだろうと疑問に思います。

つまり、うつ病は本質的に理解されない病気なのです。

 
うつ病にかかったことのない人から見れば、うつ病を公表して休職する人が同じ部門にいれば、絶対に嫌がると思います。

夫の勤務先では、休職扱いでスタッフが抜ける場合、替わりに人を増やしたりはしません。

少ない人数で仕事をカバーし合わなければいけない負担が明らかなため、夫は、病気のことを、なかなか言い出せずに、ずっと働いていました。

同じ部門に、わざと仕事をしないで、有給を消化しまくる問題児?の社員がいたという事情もあり、眠れない、体重はどんどん減るなどの症状が、ひどくなっていきました。
一旦症状が悪化してしまうと、簡単には回復しないのが、うつ病です。

その日その日を生きて、会社で働くのが、精一杯でしたが、職場では、元気な人と同じに扱われ、もちろん夫の思いや病状など、全く気付いてもらえませんでした。
 
今年、単身赴任になってからは体調がさらに悪化してしまい、物忘れがひどくなり、素早い判断や計算ができなくなりました。

発症して1年余り、職場に公表せずに毎日必死で頑張ってきた夫は、最近、現在の管理職の立場を退きたいと会社に申し出ました。

私や子供たちのために、元気なふりをして闘ってくれたこれまでの日々は、どれほど壮絶な日々だっただろうと思います。
 
病気になっても、公表すれば社会保障制度上は、手厚く守られますが、職場でよく思われないことは明らかです。

実際、管理職から外れることを申し出た人は、わざと、仕事の難しいひどい労働環境に身を置かれて、最後は退職に追い込まれていきます。

私の夫は、その事が心配だったため、病気を隠して無理をして働いていたのです。
 
同期の人たちが働きがいを失い、辞めて転職したり独立していく中、夫はおよそ30年、今の職場ひとすじで働き続けました。

少なからず私や子供たちのためだったと思います。
今は心から感謝し、尊敬しています。

子ども達も、あと何年か経てば大学を卒業して独立するでしょう。
その頃、夫がどんな仕事をしているのかは、わかりませんが、まだまだ年金も受給できない年齢ですので、働かなくては生活ができません。

夫は、まだ治療に専念している為、「転職など新しいことにチャレンジする気持ちにはなれない」と言っています。
 
私は、夫には「あなたを重宝してくれる仲間や仕事はきっとある。出会うまで諦めないで」と言っています。
 
それは本当にそう思っているからですし、夫を本気で応援したいと思うからです。
 
もし挫折したとしても、今度は私が夫を経済的に支えられるようになっていよう!!と、密かに思っています。(夫に話せばきっと嫌がりますが笑)

夫の良いところを沢山知っているのは私だけですし、ひょっとすると、この思いは、夫の両親にも負けていません。
 
夫が両親と過ごした期間よりも、私との結婚生活の方が長いわけですから。

のろけているのではなく、夫は両親に厳しく育てられたことを私に話してくれたから、思うのです。
 
人の考え方というのは、育った環境に非常に大きく影響されます。

すなわち、両親の考え方や子育てが非常に関係するのだという事です。
 
うつ病の問題の根っこは大きいのですが、これから、ゆっくりゆっくり、夫といろんな話をして、出口を探っていきたいと思っています。
 
私がアフィリエイトを始めたのは、そういった家庭の事情もあります。
 
つまり、慌ただしい働き方によって、生活がおろそかにならないようにする為でもあります。

うつ病は一度かかると、厄介な病気です。

なるべくなら、かかりたくないものですが、現実には誰もが、かかりうる病気です。

私の場合、心配をかけられない為、うつ病のことを双方の両親にも友人にも相談していません。

私のように、親しい人にも相談できない人はきっといらっしゃいます。

同じ思いをしている人のためにも、「うつ病と家族の向き合い方」について、今後もブログに書いていきたいと思っています。

夫の病気と私の思いが、何かの参考や支えになれば、幸いです。

ブログをお読みくださり、ありがとうございました。